フラールディンゲン(その他表記)Vlaardingen

デジタル大辞泉 「フラールディンゲン」の意味・読み・例文・類語

フラールディンゲン(Vlaardingen)

オランダ南西部、ゾイトホラント州都市ロッテルダムの西約10キロメートルに位置し、同一都市圏を構成する。新マース川に面する河港をもち、造船業水産加工業が発展した。11世紀から12世紀にかけて、ホラント伯領内の政治軍事中心地となった。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フラールディンゲン」の意味・わかりやすい解説

フラールディンゲン
Vlaardingen

オランダ南西部,ゾイトホラント州の港湾都市。ロッテルダムの西約 10km,北海に注ぐニーウェワーテルウェフ (新水路) 運河右岸に位置する。かつては小漁村であったが,20世紀になって急速に産業都市化が進展。現在オランダ第3の港湾都市。主産業は製材造船金属化学の諸工業で,北海ニシン漁の根拠地の一つでもある。大聖堂 (1643) ,市庁舎 (50) ,魚市場 (1779) などの歴史的建造物がある。人口7万 3893 (1992推計) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「フラールディンゲン」の意味・わかりやすい解説

フラールディンゲン
ふらーるでぃんげん
Vlaardingen

オランダ南西部、ゾイト・ホラント州にある港湾都市。人口7万3675(2001)。ニウェ・マース川の北岸に位置し、北海でのニシン・タラ漁業の基地であり、また化学、金属などの工業も発達する。マース川の河口を占めるため、古くからホラント伯領内の政治・軍事都市として発展してきたが、現在は東9キロメートルにあるロッテルダムの衛星都市となっている。

[長谷川孝治]

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