フリル

デジタル大辞泉 「フリル」の意味・読み・例文・類語

フリル(frill)

細い布などの片側ギャザープリーツをとったひだ飾り。襟や袖口などにつける。

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精選版 日本国語大辞典 「フリル」の意味・読み・例文・類語

フリル

〘名〙 (frill) 細い布やレースの片側にひだやギャザーをよせた縁(ふち)飾り。襟まわりや袖口などにつける。〔音引正解近代新用語辞典(1928)〕
舞姫(1950‐51)〈川端康成皇居の堀「耳の下あたりからフリルを取って」

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化学辞典 第2版 「フリル」の解説

フリル
フリル
furyl, furil

】furyl.フランから誘導される一価の基の名称.2-フリルおよび3-フリルの2種類の異性構造がある.

】furil.C10H6O4(190.15).2-フルアルデヒドベンゾイン縮合により生成するフロインC4H3O-CH(OH)CO-C4H3Oの酸化によって得られる.黄色の針状晶.融点165 ℃.水,ベンゼンに不溶,エタノールエーテルに難溶,クロロホルムに易溶.そのジオキシムは,パラジウムニッケルの分析試薬として用いられる.[CAS 492-94-4]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フリル」の意味・わかりやすい解説

フリル
frill

通常,幅1~15cmほどのテープ状の布またはレース,リボンなどにプリーツ,タック,ギャザーなどを入れた飾り。襟,胸元,前立て,袖口などにつける。かつては男女ともに用いたが,現代では,主として女性,子供用のブラウスやドレスの装飾などに使う。

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