ブラジルナッツ(英語表記)Bertholletia excelsa; Brazil nut tree

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブラジルナッツ
Bertholletia excelsa; Brazil nut tree

フトモモ科の高木で,ギアナベネズエラブラジル北部など南アメリカ北部の熱帯地域原産。果実の核をブラジルナッツと称し,くりのような風味があり,高級なナッツとして生食やあぶって食用とし,また飴やチョコレートなどに混ぜて菓子の原料とする。核の油 (ブラジルナッツ油) はオリーブ油の代用として食用とするほか石鹸原料にもされる。なお,やはりブラジル産の同属別種 B. nobilisもほぼ同様の用途に供せられる。

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デジタル大辞泉の解説

ブラジル‐ナッツ(Brazil nut)

サガリバナ科の常緑高木。葉は長楕円形。白い花を円錐状につけ、実は球形で、堅い殻の中に半月形の種子が十数個入っている。種子は食用。ブラジル・ギアナ・ベネズエラに産する。

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世界大百科事典 第2版の解説

ブラジルナッツ【Brazil nut】

樹高30~50mになるサガリバナ科の常緑高木ブラジルナッツノキBertholletia excelsa Humb.et Bonpl.(イラスト)の種子で,食用になる。Para nut,cream nutの英名もある。ブラジルナッツノキは南アメリカに分布し,アマゾン川流域地方に多い。葉は互生し,長さ20~50cm,幅9~16cmの楕円形で,葉縁が波うつ。花は淡黄白色の両性花,径約3cmで,数十花が頂生する円錐花序につく。

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大辞林 第三版の解説

ブラジルナッツ【Brazil nut】

サガリバナ科の高木。種子は長さ約4センチメートルの半月形で、黄白色の胚を食用とする。ブラジルの重要な輸出品。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブラジルナッツ
ぶらじるなっつ
Brazil nut
[学]Bertholletia excelsa H. B. K.

サガリバナ科の高木。南アメリカのアマゾン地域に生え、樹高40メートル、幹は径0.9~1.8メートルになる。葉は長さ約20センチメートルの長楕円(ちょうだえん)形、先がとがり、短い葉柄がある。花は白色で、小さく花茎に集まって開く。果実は直径10~15センチメートルの球形で木質の厚さ約2センチメートルの硬い殻で包まれ、熟すと自然に落下する。殻の中には半月形で長さ5センチメートルの種子が12~24個入っている。種子の外皮は木質で硬く、内部に茶色の薄皮があり、肉質は白く、66%は脂肪、14%はタンパク質である。ブラジルやベネズエラが主産地で、原生林から採集して集め、世界各地、とくに欧米に多く輸出される。[星川清親]

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