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ブラックバック Antilope cervicapra; blackbuck

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブラックバック
Antilope cervicapra; blackbuck

偶蹄目ウシ科。インドレイヨウともいう。体長約 1.2m,体高 0.8m。体色雌雄で異なり,黒褐色,雌は黄褐色で,下面は雌雄とも白色。角は雄のみにあり,螺旋状に曲っていて,長さ約 70cmになる。普通 20~30頭,ときには数百頭にも及ぶ群れをつくって草原や林にすむ。草食性妊娠期間は約 180日間で,1子を産む。インド,パキスタンに分布するが,現在では生息数が減少し,希少種となっている。

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デジタル大辞泉の解説

ブラック‐バック(black buck)

ウシ科の哺乳類で、レイヨウの一種。インドに分布。頭胴長1~1.5メートル、体重25~45キロ。

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世界大百科事典 第2版の解説

ブラックバック【blackbuck】

偶蹄目ウシ科の哺乳類(イラスト)。雄の体色が,背側の黒褐色と腹側の白色に明りょうにわかれて,美しいコントラストを見せるインドとパキスタン産のアンテロープ。目の周囲と臀部でんぶ)も白色。雄はまた,緩やかにらせん状によじれた長さ49~69cmのみごとな角をもつ。雌の体色は黄褐色で,角はない。体長100~150cm,肩高60~85cm,尾長10~18cm,体重25~45kg。草原やまばらに木の生える林に5~50頭の群れですむ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブラックバック
ぶらっくばっく
blackbuck
[学]Antilope cervicapra

哺乳(ほにゅう)綱偶蹄(ぐうてい)目ウシ科の動物。インドレイヨウともいう。インド半島に分布し、開けた草原にある低木林に生息する。肩高70~85センチメートル、体重36キログラム。角(つの)は雄だけにあり、長さ45~70センチメートルで、細長くねじれる。体色は性や年齢によって異なり、体上面は雄で暗黒色、雌や幼獣は黄褐色を帯びる。普通、20~30頭の群れで生活し、群れには1頭の雄成獣がいるが、リーダーは老雌といわれる。日中は日陰で休み、朝夕におもに草を食べる。交尾期は2~3月で、妊娠期間約180日ののち、1産1~2子を産む。子は栗(くり)色であるが、雄は3年で黒くなる。2~3年で性的に成熟し、寿命は15年ほどである。[今泉忠明]

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世界大百科事典内のブラックバックの言及

【レイヨウ(羚羊)】より

…多くは砂色で,アフリカとアジアに分布する。インド産で雄の体が黒いブラックバックAntilope cervicapra,警戒,逃走,遊びのときに高く跳びはねる習性をもつスプリングボックAntidorcas marsupialis,中央アジア産で時速96kmで走れるモウコガゼルProcapra gutturosa,多くの肉食獣にねらわれるグラントガゼルGazella granti,非常に警戒心が強く,やぶの中で生活するディバタグAmmodorcas clarkei,あごが長く,しばしば後肢で立ち上がって高いところの葉を食べるジェレヌクLitocranius walleriなど6属18種がある。(7)ダイカー亜科Cephalophinae きわめて小型で,角はふつう雌雄にあるが耳よりも短く,頭頂の冠毛でほとんど隠れている。…

※「ブラックバック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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