ブリーク(読み)ぶりーく(英語表記)Осип Максимович Брик/Osip Maksimovich Brik

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブリーク
ぶりーく
Осип Максимович Брик/Osip Maksimovich Brik
(1888―1945)

ソ連の文芸理論家。モスクワ大学を出て、1915年ごろから詩人マヤコフスキーの友人、理論的支持者になった。ロシア・フォルマリストの「オポヤーズ」(詩的言語研究会)の首唱者の一人。主著はプーシキンやレールモントフの言語構造を分析した『音の反復』(1919)とその続編『リズムとシンタクス』(1927)など。マヤコフスキーと雑誌『レフ』(1923~25)、『新レフ』(1927~28)を出し、「事実の文学」「社会的注文」などのスローガンを唱えた。ほかに映画『アジアの嵐(あらし)』(1928)、『イワン雷帝』(1941)その他のシナリオを書いた。夫人リーリャとマヤコフスキーの恋愛関係は有名。

[小笠原豊樹]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブリーク
Brig

スイス南部,バレー州の町。ローヌ河谷の中にあり,グリムゼル峠およびフルカ峠を経てスイス東部へ,またシンプロン峠,同トンネルを経てイタリアへ通じる道路ならびに鉄道交通上の要地。中世にはシオン司教領に属し,イタリアとの交易の中心地としてにぎわった。 17世紀に最盛期を迎え,富商による豪華な建造物も建てられた。ツェルマットにいたる列車起点で,現在は観光業が中心的産業。印刷工業も行われる。人口 5191 (1970) 。

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