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ブルース・リー

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ブルース・リー

1940年、中国古典劇俳優の父の巡業先、米サンフランシスコで生まれる。香港に戻り中国武術を習得し、65年から映画などに出演。71年に映画「ドラゴン危機一発」、72年「ドラゴン怒りの鉄拳」、73年「燃えよドラゴン」などに主演したが、同年7月20日、32歳で死去。日本では没年の12月に「燃えよドラゴン」が公開され、彼の筋肉美や端正な格闘スタイルが人気に火をつけた。当時の少年たちの間で、叫び声「アチョー」がはやり、武具「ヌンチャク」もブームとなった。

(2013-07-16 朝日新聞 夕刊 1社会)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブルース・リー
ぶるーすりー
Bruce Lee
(1940―1973)

漢字表記李小龍(りしょうりゅう)。香港(ホンコン)の映画俳優。アメリカのサンフランシスコで生まれた。父親は広東(カントン)オペラの俳優だった。生まれてまもなくから香港の映画に出演。大学はアメリカでワシントン大学哲学科に学び、この学生時代に中国拳法の武道を研究して独自の流派を編みだした。そこでハリウッドからアクション指導の依頼を受けて映画界入りし、その模範演技で俳優として認められた。1971年に香港に帰って『ドラゴン危機一発』に出演、これの大ヒットで功夫(カンフー)映画のブームをまき起こす。続いて自分で製作、監督、主演をする一連の作品を連続的にヒットさせ、多くの追随者を伴って香港の功夫映画の世界的な人気をつくり出す。代表作は、ハリウッドとの合作『燃えよドラゴン』(1973)。ストーリーは単純な勧善懲悪だが、京劇のアクロバット演技の伝統を受け継いで映画に生かしたその体技はすばらしく、ファンを興奮させた。1973年、32歳で亡くなった。[佐藤忠男]

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世界大百科事典内のブルース・リーの言及

【香港映画】より

…1970年代初めに,《ドラゴン危機一発》(1972)など,ブルース・リーBruce Lee(1940‐73)の一連の主演作に代表される〈クンフー(功夫)映画〉(中国語のウェード式ローマ字表記kung fuを英語読みにして〈カンフー映画〉とも)が世界的なブームを巻き起こして注目を浴びて以来,香港映画は〈クンフー映画〉の代名詞ともなって世界中に知られている。〈クンフー〉とは広東方言で護身用の格闘技のことで,中国拳法による格闘を主体としたアクション映画が〈クンフー映画〉と総称されるが,徒手空拳の闘いだけでなく武器を用いた諸々の中国武術による闘いを描いた映画(すなわち〈武俠片〉。…

※「ブルース・リー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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