世界大百科事典 第2版の解説
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
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…これに対して大企業は,みずからのそのような力を認識して,自分が行動を変えれば相手の小企業も戦略を変えるだろうことを見越して,みずからの戦略を選ぶ先導者の立場を選ぶかもしれない。このような例として,寡占産業における中心的な一企業が価格を決定し,他の企業はそれに同調した価格づけを行うプライス・リーダーシップをあげることができる。プライス・リーダーシップは,いわば,暗黙のうちに各企業が結託し,独占的な高価格をつけていると考えることもできる。…
…最もありふれた独占的行動は,カルテルなどによって競争を制限し,価格を高水準に固定する価格固定price‐fixingである。品目ごとに詳細な価格表を用意する古典的価格カルテルをはじめ,企業間の暗黙の合意のみにその基礎を置くプライス・リーダーシップ,全国いずこの工場で生産されたかにかかわりなく,業界内で設定した基準地点での工場渡し価格に輸送費を加算した販売価格を設定して競争を制限する基準地点価格制basing point pricingなど,さまざまな形態の価格固定がある。 商品の性質上,転売が困難な商品の独占的売手は価格差別を行う傾向がある。…
※「プライス・リーダーシップ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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