化学辞典 第2版 「プラットホーミング法」の解説
プラットホーミング法
プラットホーミングホウ
Platforming process
アメリカのUOP社が開発した代表的なナフサの接触改質法.現在主流となっている白金系触媒を用いる多くの接触改質法のうちもっとも古く,1949年に開発されたもので,触媒は少量のハロゲンを添加した白金-アルミナ.水素加圧下,約500 ℃ 前後の反応温度で固定層触媒上にナフサを通すことで,芳香族炭化水素に富む高オクタン価ガソリンが得られる.その後,触媒は白金にほかの金属を添加したバイメタルあるいはマルチメタル型に進化し,反応装置も固定層型から連続再生型へとかわっている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報