プロキシマケンタウリ(その他表記)Proxima Centauri

翻訳|Proxima Centauri

デジタル大辞泉 「プロキシマケンタウリ」の意味・読み・例文・類語

プロキシマ‐ケンタウリ(Proxima Centauri)

ケンタウルス座にある、全天太陽系に最も近い恒星。ケンタウルス座αアルファリギルケンタウルス)を構成する三重連星の第二伴星で、αA星(主星)・αB星(第一伴星)から0.2光年の距離を公転している。明るさ11等の赤色矮星で、太陽からの距離4.22光年。

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精選版 日本国語大辞典 「プロキシマケンタウリ」の意味・読み・例文・類語

プロキシマ‐ケンタウリ

  1. ( Proxima Centauri ) ケンタウルス座にある実視等級一一等の恒星。距離約四・三光年の赤色矮星(わいせい)で、太陽に最も近い。ケンタウルス座のアルファ星と三重連星をつくり、ときどき増光する閃光星

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改訂新版 世界大百科事典 「プロキシマケンタウリ」の意味・わかりやすい解説

プロキシマケンタウリ
Proxima Centauri

プロキシマ(プロクシマ)は,ラテン語で〈隣接したもの〉の意で,太陽にもっとも近い恒星。ケンタウルス座のα星であるリギルケンタウルスの伴星であり,フレア星でもある。X線紫外線を強く放っている。概略位置は赤経14h40m,赤緯-60°50′。スペクトル型はM5。実視等級10.7等。距離4.26光年。質量は太陽の0.1倍。直径は太陽の0.09倍。午後9時の南中は6月中旬。プロキシマケンタウリは,アルファケンタウリCとも呼ばれる。アルファケンタウリAおよびBからは,天球上で2.2°離れている。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プロキシマケンタウリ」の意味・わかりやすい解説

プロキシマ・ケンタウリ
Proxima Centauri

地球から最も近距離にある恒星。地球からの現在距離は 4.23光年。光度 11等,スペクトル型 M5の赤色矮星で,ときどき不規則に 0.5等程度明るくなる閃光星でもある。視線速度固有運動ケンタウルス座α星と同じなので,α星と連星系をなすものとみられる。α星からの見かけの距離は 1万4000天文単位,公転周期は 40万年以上。(→矮星

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百科事典マイペディア 「プロキシマケンタウリ」の意味・わかりやすい解説

プロキシマケンタウリ

太陽にもっとも近い恒星。ケンタウルス座のα星〈リギルケンタウリ〉の伴星。実視等級10.7等,距離4.26光年。

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世界大百科事典(旧版)内のプロキシマケンタウリの言及

【ケンタウルス座】より

…視差は0.″750で,距離は4.3光年である。この星から2゜11′離れたプロキシマケンタウリは光度11等,M5型の赤色矮星(わいせい)でフレア星として知られている。この星の視差は0.″762,距離は4.28光年で太陽系にいちばん近い星になるが,固有運動値はα星と共通で,これと同一の体系をつくると考えられる。…

※「プロキシマケンタウリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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