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プログラム・ピクチャー program picture

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世界大百科事典 第2版の解説

プログラム・ピクチャー【program picture】

映画館の毎週の番組(プログラム)を埋めるために量産される映画(ピクチャー)の意で,アメリカで1930年代初頭に〈2本立て興行double feature〉(1番組に劇映画2本を組み入れる興行)が始まったときに生まれた呼称。英語でprogrammerともいう。また別の言い方をすれば,番組のメーンになる〈本編feature film〉に対する〈併映作品,添えものsecond feature,supporting feature,co‐feature〉である。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のプログラム・ピクチャーの言及

【市川雷蔵】より

…最後の7年間には《忍びの者》シリーズ8本,《眠狂四郎》シリーズ12本をはじめ《陸軍中野学校》5本,任俠劇《若親分》8本と,4シリーズで大活躍。量産される大衆娯楽映画,いわゆるプログラム・ピクチャーの,まさに最後のスターといっていい。【山根 貞男】。…

【映画】より

…したがって,興行価値のない映画は〈作品〉として存在しないというのが映画の宿命ですらある。企業体としての映画会社の作品であろうと独立プロダクションの作品であろうと,プログラム・ピクチャーであろうと芸術映画であろうと,それは変わりはない。こうした宿命に〈のろわれた〉映画,すなわち客を呼ぶ力がなく劇場にかからない映画を救い上げ,〈芸術的〉な評価を与えることによって新しい〈興行価値〉を生み出すために,さまざまな映画祭やシネクラブアート・シアターなどの運動が起こされたともいえる。…

【日本映画】より

…東映による2本立て興行の開始と日活の製作再開である。これにより日本映画は量産時代に入り,1950‐51年には約200本であった年間製作本数が年々増加,1956‐61年には500本前後になって,〈プログラム・ピクチャー〉全盛期を迎えた。日活が製作再開を発表する直前,既存の5社(松竹,東宝,大映,新東宝,東映)は,俳優,監督などの引抜きを防止するべく〈5社協定〉を取り決めた(1953)が,日活は5社協定への参加を拒否し,トラブルの間を縫って映画づくりを進め,業績をあげていった。…

【B級映画】より

…レコードのA面に対するB面と同じように,映画館のプログラムの表(メーン)になる“A”の作品に対して,裏の“B”の作品すなわち併映作品の意味であり,したがって〈2本立て興行〉が一般化したときからこの呼称と概念が生じたわけである。なお,〈2本立て〉のプログラムを埋めるために毎週量産される映画を意味する〈プログラム・ピクチャー〉という呼び名も生まれている。 初期のトーキーのものめずらしさも薄れ,また大恐慌後の長びく不況の影響で,1930年代に入るとアメリカの映画観客が激減し,その対策として映画館では入場者に景品として皿を配る〈ディッシュ・ナイトdish night〉とか宝くじの抽籤会をやる〈バンク・ナイトbank night〉とかいった〈客寄せ〉の催しが盛んに行われたが,さらに32年には上映作品のプログラムを長編映画1本から2本に増やして充実させ,〈ダブル・ビルdouble bill〉あるいは〈ダブル・フィーチャーdouble feature〉と呼ばれる〈2本立て〉の興行が始まった。…

※「プログラム・ピクチャー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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