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プロホロフ Prokhorov, Aleksandr Mikhailovich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

プロホロフ
Prokhorov, Aleksandr Mikhailovich

[生]1916.7.11. オーストラリア,アサートン
[没]2002.1.8. モスクワ
ロシアの物理学者。レーベデフ物理学研究所に入り (1946) ,1952年 N.G.バーソフとともに,波長のそろったきれいなマイクロ波を発生し,増幅するメーザーの原理を発表。モスクワ大学教授 (54) 。 64年バーソフ,C.H.タウンズとともにノーベル物理学賞受賞。

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百科事典マイペディアの解説

プロホロフ

ロシアの物理学者。レニングラード大学を出て,1946年レーベデフ研究所に入り,1954年所長。バソフと協力して負温度状態,誘導放出等に関する量子理論を展開,メーザーレーザー開発の理論的基礎を築いた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

プロホロフ
ぷろほろふ
Александр Михайлович Прохоров Aleksandr Mihailovich Prohorov
(1916―2002)

ロシアの物理学者。オーストラリアで亡命者の子として生まれたが、1923年に帰国した。1939年レニングラード州立大学を卒業。第二次世界大戦に従軍し、二度の負傷により除隊した。1944年よりレーベデフ物理学研究所の研究員となり、非線形振動の研究を始めた。1959年よりモスクワ大学教授。1966年よりソ連科学アカデミー(現、ロシア科学アカデミー)会員。1954年バソフとともにアンモニア・メーザーをつくり、さらに1963年に三準位法とよばれる効率のよい励起法を提案した。固体レーザーとその応用に関する研究も行った。量子エレクトロニクスの開拓者として、1964年、バソフおよびアメリカのタウンズとともにノーベル物理学賞を受賞した。また、1970年代には『ソビエト大百科事典』(第3版)の編集長も務めた。[佐藤 忠]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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