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ヘフリガー Ernst Haefliger

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世界大百科事典 第2版の解説

ヘフリガー【Ernst Haefliger】

1919‐
スイステノール歌手。チューリヒ音楽院で学び,1942年デビュー。49年ザルツブルク音楽祭におけるC.オルフの《アンティゴネ》初演でティレジアス役を歌う。52年ベルリンドイツオペラと契約して以来,60年代にかけて欧米各地で活躍,とくにモーツァルトのオペラに数多く出演して好評を得た。また天性の抒情的な声に加えて常に正確で清潔な歌唱法を保ち,オラトリオや受難曲の名歌手としても知られた。1966年初来日。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヘフリガー
へふりがー
Ernst Haefliger
(1919―2007)

スイスのテノール歌手。チューリヒ音楽院などで学び、1943年同地のオペラにデビュー、同年からバッハマタイ受難曲』の福音(ふくいん)史家を歌い始める。以後各地でオペラ、演奏会の両面で活躍、52年ベルリン・ドイツ・オペラと契約、モーツァルトや現代オペラで名声を高めた。またシューベルトの歌曲の解釈、カール・リヒター指揮によるバッハの受難曲演奏における福音史家の名演によっても知られた。71年以後はミュンヘンで教え、声に関する著述活動も行い、83年に『声楽の知識とテクニック』Die Singstimmeを出版した。1966年(昭和41)ベルリン・ドイツ・オペラと初来日。日本を含む教育活動にも力を注ぎ、日本歌曲をドイツ語訳で歌うなどした。[美山良夫]
『小椋和子訳『声楽の知識とテクニック』(1992・シンフォニア)』
「リヒター指揮、ミュンヘン・バッハ管弦楽団演奏『バッハ:マタイ受難曲』CD3枚組(1991・ユニバーサルミュージック) ▽『エルンスト・ヘフリガーの芸術』CD11枚組(1993・ユニバーサルミュージック) ▽『シューベルト:三大歌曲集』CD3枚組(1999・キングレコード) ▽フリッチャイ指揮、RIAS交響楽団演奏『モーツァルト:歌劇「魔笛」全曲』CD2枚組(2002・ユニバーサルミュージック) ▽『ヘフリガー ドイツ語で歌う日本の歌曲』全3集(2006・ユニバーサルミュージック)」

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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