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ベシャール Béchar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベシャール
Béchar

旧名コロンベシャール Colomb-Béchar。アルジェリア南西部,ベシャール県の県都。アトラス山脈南麓,モロッコ国境から約 60kmに位置する。 1909年付近のケナザで石炭が発見され,同国唯一の炭田として開発された。ナツメヤシ,エスパルト草 (パルプ原料) が栽培され,皮革製品と装身具,宝石で有名。サハラ縦断道路と鉄道の交通の要衝。近代的なビルが立並ぶ旧ヨーロッパ人居住地と,狭隘で曲りくねったアラブ人居住地に分れている。人口 10万 7311 (1987推計) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

ベシャール【Béchar】

アルジェリア西部のモロッコ国境沿いのオアシス都市。同名県の県都。人口18万4000(1987)。アラビア語でバシャールBashār,旧称コロン・ベシャール。1905年フランス軍の駐屯地となり発展した。地中海沿岸と結ぶ鉄道が敷設され,付近で採掘される石炭,鉄鉱,銅鉱,マグネシウムの積出地となった。独立後,モロッコとの間に緊張が続き,重要な軍事拠点となっている。工業化も進み,県商工業の中心地で,空港があり,周辺のオアシスからの人口が集中している。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベシャール
べしゃーる
Bchar

北アフリカ、アルジェリア北西部の都市。モロッコとの国境に近い標高748メートルにあるオアシスに位置する。旧称はコロン・べシャールColomb Bchar。べシャール県の県都。人口13万1010(1998)。1905年フランス軍駐屯地となり発展、地中海に面したオランと結ぶ鉄道が敷設され、付近で産出する石炭、鉄鉱、銅鉱、マグネシウムの積出し駅となった。独立後モロッコとの国境紛争が続き、その重要な軍事拠点である。工業化も進み、商工業の中心地として、オアシスからの人口が流入している。空港がある。[藤井宏志]

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