コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ベルゴロド Belgorod

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベルゴロド
Belgorod

ロシア西部,ベルゴロド州州都ハリコフ (ウクライナ) の北北東約 70kmにあり,ドネツ川上流部にのぞむ。 1593年要塞として建設され,17世紀南のクリミア・タタールに対するロシアの防衛線の重要な拠点となり,18世紀末まで軍事・行政上の重要性をもっていた。ロシア革命後工業が発達し,食品 (果実・野菜缶詰) ,建設資材 (チョーク,スレート) ,ボイラなどの工業も興された。教育大学,建設資材製造技術大学,郷土博物館がある。近郊にチョークの大採掘場があり,「白い城 (町) 」を意味する市名はこれに由来する。モスクワとハリコフを結ぶ鉄道,ハイウェーが通る。人口 35万6426(2010)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ベルゴロド【Belgorod】

ロシア連邦南西部,同名州の州都。ドネツ川上流に位置し,モスクワ・ハリコフ鉄道とクピヤンスク・ブリヤンスク鉄道の結節点。人口31万4200(1992)。16世紀末,クリミア・タタールに対するロシア南部国境の要塞として創建された。南部ステップ地帯へのロシアの進出に伴い,その意義を喪失し,1785年辺境の要塞からはずされた。1943年7~8月には第2次世界大戦の独ソ戦の激戦地となった。チョークの生産で有名。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベルゴロド
べるごろど
Белгород Belgorod

ロシア連邦西部、ベルゴロド州の州都。北ドネツ川の河岸にあり、同州の行政、経済、交通の中心地となっている。人口33万9100(1999)。13世紀から知られ、1593年要塞(ようさい)が建設され、17世紀にはクリミア・タタール人の攻撃に対するロシア南方の重要な軍事拠点であった。また、ウクライナ・クリミアとロシアとを結ぶ商業中心地でもあったが、18世紀にはロシア南部の重要な行政都市となった。工業はロシア革命(1917)後に発達し、地元の資源(チョーク、砂、セメント)を利用する建設資材工業、農産物加工(野菜・果物缶詰)、ボイラー製造などが行われる。建設資材製造技術大学、教育大学、郷土博物館、人形劇場などがある。モスクワとハリコフ(ウクライナ)を結ぶ交通の要地で、鉄道分岐点。[中村泰三]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ベルゴロドの関連キーワードベルゴロド・ドニエストロフスキービルホロドドニストロフスキースタールイオスコルジェレズノゴルスクエロシェンコロシア連邦クルスク州バルイキグブキンエリスタタンボフ