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ホイスラー合金 ホイスラーごうきんHeusler alloy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ホイスラー合金
ホイスラーごうきん
Heusler alloy

ドイツの F.ホイスラーが 1903年に発見した銅合金で,だいたい銅 Cu63%,マンガン Mn25%,アルミニウム Al12%付近の組成である。常磁性ないし反磁性金属の合金であるのに,適当な焼入れ,焼戻し熱処理をすると強磁性を示す特徴がある。これは超格子 Cu2MnAl の形成によると考えられ,上記の組成はちょうどこの原子比に相当する。実用磁性合金ではないが,Mn原子の3d殻電子不足を多原子価の Alの価電子が補って磁性が現れると考えられ,理論的興味がもたれている。 Alを他の多原子価元素スズ,アンチモンビスマスなどで置き換えてもよい。

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