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ホッキョクギツネ ホッキョクギツネ Alopex lagopus; arctic fox; polar fox

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ホッキョクギツネ
ホッキョクギツネ
Alopex lagopus; arctic fox; polar fox

食肉目イヌ科。小型のキツネで体長 50~70cm,尾長 30cm,体重3~8kg。頭部,鼻,耳などが丸く,ずんぐりした体形で,ふさふさした毛をもつ。毛色は,夏は灰褐色ないし黒褐色で,冬には純白になる。

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百科事典マイペディアの解説

ホッキョクギツネ

食肉目イヌ科の哺乳(ほにゅう)類。体長50〜55cm,尾30cmほど。キツネに似るが,耳介は短く丸く,四肢も短い。北極周辺のツンドラ地帯に分布。レミングやその他のネズミライチョウクジラの死体,ホッキョクグマの食い残しなどを食べる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ホッキョクギツネ
ほっきょくぎつね / 北極狐
Arctic fox
[学]Vulpes lagopus

哺乳(ほにゅう)綱食肉目イヌ科の動物。同科キツネ属に含まれ、北極周辺のツンドラ地帯に生息するが、ほかのキツネ類より耳介が短くて先が丸く、明るいときにも瞳孔(どうこう)が針状に変わらないなどの違いがあるため、しばしばホッキョクギツネ属Alopexという別属とされ、学名もA. lagopusとされる。頭胴長46~68センチメートル、尾長26~43センチメートル。単独または3頭以下の家族群で暮らし、海岸に打ち上げられた動物の死体やホッキョクグマの食べ残し、トナカイの糞(ふん)などをあさるほか、海岸の無脊椎(むせきつい)動物、海鳥、ライチョウ、レミングを捕食し、漿果(しょうか)そのほかの果実も食べる。夏毛は短く灰黒褐色と灰色の斑(はん)であるが、冬毛は厚く、純白に変わる型(毛皮業者はシロギツネとよぶ)と、淡青灰色または灰黒色に変わる型(アオギツネ)がある。これらの色相は同じ親から生まれる。アオギツネの毛皮はシロギツネより喜ばれるため猟師にねらわれ、そのためアラスカ、カナダ、ユーラシアではまれになった。しかしプリビロフ諸島ではアオギツネが多く、シロギツネはまれである。[今泉吉典]

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