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ホラン Holan, Vladimír

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ホラン
Holan, Vladimír

[生]1905.9.16. プラハ
[没]1980.3.31. プラハ
チェコの代表的詩人,翻訳家。初期の作風は抽象的表現で理解が容易でなかったが,ファシズムの台頭とともに現代の問題を取扱うようになり,反ファシズムの立場をはっきり表明した。このため作品は発表できなかったが,数多くのすぐれた詩を書き,『三王の歌』 Zpěv tři králový,『夢』 Senなどが代表作。第2次世界大戦後も沈黙を強いられたが,詩作を続け,1960年代の後半から,かつての作品を集めた『でも音楽がある』 Ale je hudba,『痛み』 Bolest,『恐怖』 Strachなどを発表。連作『モツアルツィアーナ』 Mozartiana (1963) は芸術の社会的機能の問題を扱った問題作。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ホラン
ほらん
Vladimr Holan
(1905―1980)

20世紀のチェコ文学界を代表するチェコスロバキアの詩人。難解で独創的な詩で知られ、知的な作風といわれている。数多い作品は人間存在の基本的問題を中心にし、独自のメタファー、言語のデフォルメ、新語化(ネオロギズム)を用いる。代表作に詩『パニヒダ』(1945)、詩集『モツアルティアナ』(1963)、詩『ハムレットとの夜』(1970)などがある。[千野栄一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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