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ボダイジュ(菩提樹) ボダイジュ Tilia miqueliana

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ボダイジュ(菩提樹)
ボダイジュ
Tilia miqueliana

シナノキ科の落葉高木で,中国原産。庭園や特に寺院に植えられる。高さ 10m以上になり,黒色の樹皮をもつ。葉は有柄で互生し,先のとがった卵円形,基部は心臓形で長さ 7cmぐらいあり,葉柄に短い星状毛が密生する。

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百科事典マイペディアの解説

ボダイジュ(菩提樹)【ボダイジュ】

シナノキ科の落葉高木。中国原産で,日本には栄西が12世紀にもたらしたといわれ,各地の寺院などに植えられている。葉は三角状卵形で先はとがり,葉柄や裏面には灰白色の細毛が密生,縁には鋭鋸歯(きょし)がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ボダイジュ【ボダイジュ(菩提樹) Tilia miqueliana Maxim.】

寺院などに多く植栽されるシナノキ科の落葉高木(イラスト)。中国大陸から朝鮮半島に分布し,日本には天台山のものを禅宗を伝えた栄西が12世紀にもたらしたといわれている。高さ10mあまりになり,樹皮は灰白色。葉は円心形で,若枝や葉柄には星状毛を密生し,葉裏にも細星状毛を密生する。花は初夏に咲く。果実は念珠を作るのに用いられる。ボダイジュの仲間のシナノキは,北半球温帯域に約30種あり,ヨーロッパでは重要な街路樹,公園樹となっているし,樹皮の繊維が広く利用されている。

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世界大百科事典内のボダイジュ(菩提樹)の言及

【アコウ】より

…防風,防潮用のほか,木陰樹としても利用される。釈尊がその樹の下で悟りを開いたと言われる菩提樹は,日本の寺院に植えられているボダイジュTilia miqueliana Maxim.ではなく,インドボダイジュF.religiosa L.(英名bo‐tree)で,気根を垂らす,巨大な雌雄同株のイチジクである。イヌビワF.erecta Thunb.は日本の暖地に普通に生える落葉低木で,果囊は黒く熟して食用になる。…

【シナノキ】より

…【初島 住彦】。。…

【アコウ】より

…防風,防潮用のほか,木陰樹としても利用される。釈尊がその樹の下で悟りを開いたと言われる菩提樹は,日本の寺院に植えられているボダイジュTilia miqueliana Maxim.ではなく,インドボダイジュF.religiosa L.(英名bo‐tree)で,気根を垂らす,巨大な雌雄同株のイチジクである。イヌビワF.erecta Thunb.は日本の暖地に普通に生える落葉低木で,果囊は黒く熟して食用になる。…

【サラソウジュ(沙羅双樹)】より

…フタバガキ科の落葉高木で,マメ科のムユウジュ(無憂樹)およびクワ科のボダイジュ(菩提樹,インドボダイジュ)とともに仏教の三大聖木とされる。原産地のインドではサルsal,その漢名を沙羅といい,釈迦がクシナガラで涅槃(ねはん)に入ったとき,その四方にこの木が2本ずつ生えていたという伝説から,沙羅双樹という。…

【シナノキ】より

…日本の山地に自生するボダイジュに似たシナノキ科の落葉高木で,高さ20m,直径60cmに達する(イラスト)。葉は互生し,長さ2.5~5cmの長い葉柄を有し,膜質ないし紙質,やや円心形,長さ5~8cm,先端は短くとがり,基部は斜心形,ふちに単鋸歯があり,裏面は脈腋(みやくえき)および脈基に毛束があるほか毛はなく,葉の表は深緑色で裏は灰白色。…

【釈迦】より

…仏教の開祖。釈迦はサンスクリット語のシャーキャムニŚākyamuniの音訳,釈迦牟尼(むに)(〈釈迦族の聖者〉)の略。釈尊(しやくそん)は釈迦牟尼世尊(せそん)(尊称)の略。釈迦は歴史的実在の人物であり,その人種的帰属(モンゴル系かアーリヤ系か)や死没年(前483年,前383年など,南方仏教圏では前543年)は学問上の問題として論じられている(釈迦が80歳で死去したことは定説とされる)。 インド・ネパール国境沿いの小国カピラバストゥKapilavastuを支配していた釈迦(シャーキャ)族の王シュッドーダナŚuddhodana(浄飯(じようぼん)王)とその妃マーヤーMāyā(麻耶)の子としてルンビニー園で生まれた。…

【生命の樹】より

…インドでは聖樹にヤクシーがまといつく表現がなされている。仏教ではインドボダイジュを釈尊のシンボルとして扱い,美術にもそうした表現がなされている。そのほかアショーカ(ムユウジュ),シャーラ(サラソウジュ),マンゴー等が仏教美術での聖樹として用いられている。…

※「ボダイジュ(菩提樹)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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