デジタル大辞泉 「ボロネジ」の意味・読み・例文・類語 ボロネジ(Voronezh/Воронеж) ロシア連邦西部、ドン川支流のボロネジ川に臨む河港都市。機械・化学工業が発達し、原子力センターがある。第二次大戦の激戦地。人口、行政区84万(2008)。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
改訂新版 世界大百科事典 「ボロネジ」の意味・わかりやすい解説 ボロネジVoronezh ロシア連邦,ヨーロッパ・ロシア中央部に位置するの同名州の州都。人口84万9000(2005)。モスクワの南南東587km,ドン川支流ボロネジ河畔にある。1586年南方地域に対する前哨基地として建設され,ピョートル1世の対トルコ戦争期にはこの地で艦隊が建造された。帝政時代には畜産や農業製品の取引で栄え,ソ連邦時代に工業都市として発展した。第2次世界大戦では,1942年7月から半年以上にわたって戦場となり,市街は破壊されつくしたが,戦後復興し,機械,ラジオ,テレビなどの製造,合成ゴム工業が盛んである。執筆者:倉持 俊一 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
百科事典マイペディア 「ボロネジ」の意味・わかりやすい解説 ボロネジ ロシア西部の都市で,同名州の州都。ボロネジ川(ドン川の支流)の河港都市。掘削機,プレス機械,合成ゴムなどの工業が行われる。1586年創設。大学(1918年創立)がある。第2次大戦中の半年以上にわたって戦場となり,市街の大半は破壊されたが,戦後復興。84万5558人(2009)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報