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ボーテ ボーテ Bothe, Walther

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ボーテ
ボーテ
Bothe, Walther

[生]1891.1.8. オラニエンブルク
[没]1957.2.8. ハイデルベルク
ドイツ物理学者ベルリン大学を卒業。ギーセン大学,ハイデルベルク大学教授,カイザー・ウィルヘルム研究所物理部長 (1934) 。第2次世界大戦中はドイツにおける原子力エネルギーの開発にたずさわり,戦後は再びハイデルベルク大学教授 (46) 。

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百科事典マイペディアの解説

ボーテ

ドイツの物理学者。ベルリン大学を出て,ギーセン大学,ハイデルベルク大学等の教授を歴任,1934年ハイデルベルクのカイザー・ウィルヘルム研究所物理学部長。二つの計数管を並べ1個の粒子が両者を貫通して生じる同時放電を比較する方法により,コンプトン効果の反跳電子を確認(1923年),一次宇宙線がγ線でなく高エネルギー荷電粒子であることを証明(1929年)。

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世界大百科事典 第2版の解説

ボーテ【Hermann Bote】

?‐1520ころ
ドイツの著述家。15世紀50~60年代に北ドイツのブラウンシュワイクで鍛冶屋の親方の子として生まれた。足が悪かったために親の職業を継がず,1488年に徴税書記になった。この年に当時のギルド支配を嘲笑した詩〈猫と犬〉を書き,父親とともにギルドから追放された。1490‐92年にブラウンシュワイクの北のパーペンタイヒの下級裁判所裁判官となり,94‐96年にはブラウンシュワイクのアルトシュタットの市参事会地下酒倉の管理人となる。

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大辞林 第三版の解説

ボーテ【Walther Wilhelm Georg Bothe】

1891~1957) ドイツの実験物理学者。 α 線の衝突実験でベリリウム原子が炭素原子に転換することを発見、その際 γ 線よりも透過性のある放射線を観測。中性子発見のきっかけを与えた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ボーテ
ぼーて
Walther Wilhelm Georg Bothe
(1891―1957)

ドイツの物理学者。オラニエンブルクに生まれる。ベルリン大学でプランクの指導を受け、1914年学位を得た。1930年ギーセン大学教授、同物理学研究所長となり、1932年ハイデルベルク大学に移り、さらに同地のマックス・プランク研究所物理部部長となった。第二次世界大戦後、ふたたびハイデルベルク大学に戻り、没年までマックス・プランク研究所物理部部長の職にあった。1924年H・W・ガイガーと協力して計数管同期装置を考案、また1923年ごろからX線散乱の研究を進め、反跳電子の確認に到達し、光の粒子論の立場を推進して、光量子論に寄与した(1922~1927)。ついでα(アルファ)線の核衝突の実験を開始して、核の分裂生成物を観測し、1930年にはベリリウム核の転換をみいだし、またその際に放出される強い透過能の放射線を観測した。またハイデルベルクにサイクロトロンを建設したが、第二次世界大戦中はナチスのもとで核分裂研究を担当した(1939~1945)。1954年、「コインシデンス法(同時計数法)による原子核反応とγ(ガンマ)線とに関する研究」により、ノーベル物理学賞を受けた。また、「量子力学、とくに波動関数の統計的研究」が認められたM・ボルンも同時に受賞した。[藤村 淳]

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