翻訳|radula
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radula
巻き貝やヒザラガイなどおもに岩礁に生息する軟体動物がもつ摂餌器官。紐状の組織の上に無機質の微細な歯が規則正しく配列しており,この歯舌を岩に接触させて出し入れし,岩の上の藻類や海藻などを掻き取って捕食する。摂餌の歯の最も硬い部分は,ヒザラガイ類では磁鉄鉱,カサガイ類ではゲーサイトなどの水酸化鉄でできている。歯舌は捕食とともにすり減るため,常に新しいものがつくられて供給される。
執筆者:小暮 敏博
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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…動物の消化器の一部で,おもに食物のかみ切りや,かみ砕きをする硬い器官。無脊椎動物では,多毛類,ワムシ類,昆虫類などの口,ザリガニの胃,軟体動物の歯舌(しぜつ)radula,ウニのアリストテレスの提灯(ちようちん)など,さまざまな動物のさまざまな場所に歯と呼ばれるものがある。これらはキチン,ケイ酸,炭酸石灰などでできているため,食物の取りこみや消化に適した硬い質を共通してもっている。…
※「歯舌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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