古代ギリシアの新プラトン学派の哲学者。フェニキアのテュロスの生まれ。プロティノスの弟子で、師の著作『エンネアデス』を編纂(へんさん)刊行した。その膨大な著作のうち、今日に残るものは少ない。宗教的な関心が強く、キリスト教に対抗して、古代ギリシア・ローマの伝統宗教を擁護し、これを神学化し、一般人の倫理哲学とすることに努めた。アリストテレスの諸著作への注釈のうち、ことに『カテゴリー論入門』は、中世における論理学研究の教科書となった。「ポルフィリオスの樹(き)」とは類種による概念の分類体系の図式化をいう。
[加藤信朗 2015年2月17日]
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...