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マカロニ・ウェスタン

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世界大百科事典 第2版の解説

マカロニ・ウェスタン

イタリア製西部劇の日本での俗称で,ときに〈マカロニ西部劇〉とも呼ばれる。また,英語国では〈スパゲッティウェスタンspaghetti western〉と呼んでいる。ローマチネチッタ撮影所およびスペインマドリードを海外の製作基地にして,安い費用で映画を製作していたハリウッドの映画資本が1960年代初めに撤退した後,残された施設やスタッフによって〈西部劇〉が製作され,黒沢明監督の《用心棒》(1961)を西部劇に翻案したセルジオ・レオーネSergio Leone(1921?‐89)監督の《荒野の用心棒》(1964)の世界的大ヒットがきっかけとなって,一大ブームを巻き起こした。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のマカロニ・ウェスタンの言及

【西部劇】より

…この傾向に対してハワード・ホークス監督は《真昼の決闘》を裏返しにした《リオ・ブラボー》(1959)をつくり,ジョン・フォード監督はインディアンへの憎しみに生きる男の執念を描いた《捜索者》(1956)をへて,〈事実よりも伝説〉こそが美しかった古きよき西部の終焉(しゆうえん)を描いた《リバティ・バランスを射った男》(1962)をつくり,そしてサム・ペキンパー監督は《昼下りの決闘》(1962)で老ガンマンたちの最後の決闘を描く。古きよき西部へのノスタルジーにあふれたペキンパー監督《ワイルドバンチ》(1969)やジョージ・ロイ・ヒル監督《明日に向って撃て!》(1969)がつづくかたわら,イタリアから〈マカロニウェスタン〉(欧米では〈スパゲッティウェスタン〉)と呼ばれる残酷描写を売物にした変種の西部劇が跋扈(ばつこ)するのも,はるかなる西部の伝説が崩壊してしまった60年代である。だが,この変種もあまりに濫作されすぎて短期間で終息したものの,そこからセルジオ・レオーネ監督(《ウエスタン》1969,《夕陽のギャングたち》1970)のような逸材も生まれた。…

※「マカロニ・ウェスタン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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