改訂新版 世界大百科事典 「マケエフカ」の意味・わかりやすい解説 マケエフカMakeevka ウクライナ南東部,ドネツク州の工業都市。人口37万4301(2005)。すぐ近くのドネツクなどとともにドネツ重工業地帯の中核をなし,石炭・金属工業が発達している。1898年にフランス資本の会社が金属工場(現在のキーロフ記念マケエフカ金属工場)を造ったことから発展し,1920年に労働者町と以前からのマケエフカ村とを合わせてドミトリエフスクDmitrievskとなり,31年に現名に改称された。執筆者:青木 節也 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
百科事典マイペディア 「マケエフカ」の意味・わかりやすい解説 マケエフカ ウクライナの工業都市。ウクライナ名はマキイフカMakiyivka。ドネツクとともにドネツ炭田における製鉄の中心で,鋼管,セメントなどの工業も行われる。1889年創設。1898年フランス資本の金属工場ができ,発展。1920年ドミトリエフスクとなり,1931年現名に改称。35万6118人(2012)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マケエフカ」の意味・わかりやすい解説 マケエフカMakeyevka ウクライナ東部,ドネツク州の都市。州都ドネツクの東北東約 15kmに位置する。 1899年に建設された冶金工場とともに発展。ドンバス (ドネツ炭田) の採炭中心地の一つであり,また銑鋼一貫作業を行う製鉄所をはじめ,鋼管,金属加工,石炭化学,食品などの工場が立地。ドンバス重工業地帯の一部で,ドネツクとともに大都市圏を形成している。人口 42万 4000 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報