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マリソル Marisol

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マリソル
Marisol

[生]1930.5.22. フランス,パリ
[没]2016.4.30. アメリカ合衆国,ニューヨーク,ニューヨーク
アメリカ合衆国の彫刻家。フルネーム Marisol Escobar。ベネズエラ人の両親のもとに生まれ,幼少期はロサンゼルス,フランスのパリ,ベネズエラのカラカスなどを転々とした。1949年パリのエコール・デ・ボザールで,また 1950年ニューヨークに移住し,アート・スチューデンツ・リーグやハンス・ホフマン美術学校で学んだ。そこでウィレム・デ・クーニング,フランツ・クライン,ジャクソン・ポロックなどの抽象表現主義の芸術家たちとつながりをもつ。ポップ・アートとかかわりつつも,民芸プレ=コロンビア美術などからの影響を作品に取り入れた。1960年代,角材やそれに着色したもの,石膏,日用品や装身具などを並置して形づくられる群像の彫刻で盛名をはせた。1961年にはニューヨーク近代美術館で開催された「アッサンブラージュの芸術」展に出品。1962年と 1964年にニューヨークのステイブル・ギャラリーで個展を開催し,大きな成功を収めた。アンディ・ウォーホルを中心とする芸術家集団に属し,1960年代前半にはウォーホルの映画作品に出演。その後も彫刻作品を発表したが,20世紀の後期は表舞台から姿を消した。2014~15年にメンフィス・ブルックス美術館とニューヨークのエル・ムセオ・デル・バリオで開催された回顧展などによって再評価された。

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