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マルチタッチ まるちたっちmulti touch

知恵蔵の解説

マルチタッチ

タッチパネルやタッチパッドにおいて、2カ所以上の同時タッチを検出し、それを利用し複数の指での操作をすること。従来のタッチパネル/タッチパッドは1カ所のタッチしか検知できないシングルタッチ方式だった。パソコン等において画面の1点を指し示すマウス代わりのポインティングデバイスとして利用するにはシングルタッチでも十分だが、マルチタッチによって画面上の複数箇所を同時に指示できるようになることで、「1本指での操作は位置の指定や移動」、「複数の指での操作は特定の操作の実行」といった使い分けができるようになった。例えば、写真などを2本の指でタッチしたまま、指の間隔を広げて「拡大」、縮めて「縮小」、回して「回転」といった具合である。こうした操作は、Appleのスマートフォン「iPhone」で大々的にサポートされて注目されるようになり、その後パソコンのタッチパッドやタッチパネルでも対応が進んだ。
今後は、画面上のスライダーやキーといった「仮想の入力機器」を複数同時に操作する、一つの画面を複数人で操作するといった応用も進むと見られる。

(斎藤幾郎  ライター / 2009年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

パソコンで困ったときに開く本の解説

マルチタッチ

タッチパネルの画面やノートパソコンのタッチパッドに複数の指で触れて操作することです。2本指、3本指での特別な操作を可能にします。

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マルチタッチ
まるちたっち
multi-touch

タッチ式の入力装置上で、複数の場所に触れる操作が可能な入力方式。スマートフォンのタッチパネル式ディスプレーやノートパソコンのタッチパッドなどで操作する際に、複数のポイントに同時に触れることで、複雑な命令をスムーズに入力できるようにするしくみをさす。
 従来は、入力機器の構造や処理能力の限界、コスト高などのため、指や専用ペンによる接触を1か所だけ検知できるシングルタッチが主流であった。マルチタッチが一般的になったのはアップル社のiPhone(アイフォーン)が採用してからとされる。現在は、スマートフォンやタブレット型端末向けのみならず、Windows 7(ウィンドウズセブン)以降のWindows OSやMac OS X(マックオーエステン)などのデスクトップ向けOSをはじめ、多くのアプリケーションが採用している。
 おもな操作方法としては、2か所にタッチした2本の指を広げるように動かすことで拡大表示させるピンチアウトpinch out、逆につまむように指の間を狭めることで縮小させるピンチインpinch in、親指など一方の指を固定してそこを起点に別の指を回すように動かすことで画面そのものを回して表示する回転などがある。また、指を滑らせる操作をスワイプswipeというが、Mac OS Xでは1点タッチでスワイプすればカーソル操作になり、2点では画面のスクロール、3点ではデスクトップそのものの切り替えになるといった操作ができる。アプリやOSによって入力方法に違いはあるものの、感覚的に操作できるところが最大のポイントである。
 また、複数の人による同時入力も可能になるため、大型タッチパネルを使用した会議や打合せなどでの活用など、今後も幅広い利用が期待されている。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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