ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
マンガン酸カリウム
マンガンさんカリウム
potassium manganate
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マンガン酸塩の一つ。マンガン(Ⅵ)酸カリウムともいう。化学式K2MnO4、式量197.1。二酸化マンガンを水酸化カリウム、硝酸カリウムとともに融解して冷水で抽出するか、水酸化カリウム水溶液に過マンガン酸カリウムを加え、緑色になるまで加熱してから冷却すると、暗緑色の結晶(斜方晶系)として得られる。比重2.778。2M水酸化カリウム水溶液には、22.478g/100g(20℃)溶ける。500℃以上に熱すると酸素を放ってK2MnO3となる。水または酸により二酸化マンガンと過マンガン酸カリウムに分解し、溶液の色が緑色から赤紫色に変わる。これに過剰のアルカリを加えるとふたたび緑色となる。このためマンガン(Ⅵ)酸カリウムの水溶液をカメレオン液ということがある。
[守永健一・中原勝儼]
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