コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

マーストン マーストン Marston, John

4件 の用語解説(マーストンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マーストン
マーストン
Marston, John

[生]1576.10.7. 〈洗礼〉オックスフォードシャー,ウォーディントン
[没]1634.6.25. ロンドン
イギリスの劇作家,風刺詩人。オックスフォード大学卒業後,ミドル・テンプル法学院に学んだが文学に転じ,恋愛詩『ピグマリオン像の変容』 The Metamorphosis of Pigmarion's Image (1598) や風刺詩『悪徳のむち』 The Scourge of Villainie (98) を発表したが,風刺詩禁止令のため劇作に転向。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

マーストン

英国の劇作家,詩人。B.ジョンソンとしばしば論争した。代表作は悲喜劇《不満居士》(1604年)。1608年―1609年ころ筆を捨て聖職についた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

マーストン【John Marston】

1576?‐1634
イギリスの詩人,劇作家。オックスフォード大学卒業後しばらく法学院に籍を置くが,やがて文筆家を志し,1590年代の終りごろにはエロティックで鋭い風刺に富む長詩を出版するかたわら,劇作に手を染めるようになった。一時期他の劇作家と組んでB.ジョンソン攻撃のための風刺劇を幾編か書いたが,その後和解してジョンソンと《東行きだよう!》(1605初演。以下初演年)を共作している。彼の単独作としては,焦点のあいまいな悲喜劇《アントニオメリダ》(1599),その続編をなす凄惨な復讐悲劇《アントニオの復讐》(1599),問題劇的暗さを伴うメロドラマオランダ人娼婦》(1604),辛辣(しんらつ)きわまりない風刺を基調とする悲喜劇《不満居士》(1604),ローマ史に題材を取った悲劇《ソフォニズバ》(1606)などがある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マーストン
まーすとん
John Marston
(1576―1634)

イギリスの劇作家。母はイタリア系。オックスフォード大学卒業後、父の後を継ぐため法学院に進むが、風刺詩執筆をきっかけに文学に転向。代表作は陰謀喜劇『不満の徒』(1604)。ほかに悲喜劇『アントニオとメリダ』(1599)、その続編の流血悲劇『アントニオの復讐(ふくしゅう)』(1599)、『追従屋』(1604~1605?)、悲劇『ソフォニズバ』(1606)など。もっともらしい文学理念を意識的に退け、奇抜な語彙(ごい)を大胆に駆使する文体には、知的ポーズが色濃くにじみ出ている。ことさら暗い汚れたイメージに走りがちな独自の韻文も、その表れといえよう。ベン・ジョンソンと対立し互いに戯曲で応酬した一時期もあるが、1605年、筆禍事件を招いた市民喜劇の傑作『東行き!』をG・チャップマンを加えた3人で合作している。1608年に筆を折り聖職についた。ロンドンのテンプル教会に眠る。[野崎睦美]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

マーストンの関連キーワード牛津オックスフォード学派オックスフォードシューズオックスブリッジオックスフォード街オックスフォードグレーオックスフォードストリートオックスフォード運河の殺人オックスフォードミステリー ルイス警部オックスフォード・グループ運動

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

マーストンの関連情報