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ミズニラ(水韮) ミズニラIsoetes japonica

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミズニラ(水韮)
ミズニラ
Isoetes japonica

ミズニラ科の夏緑性シダ植物。水生で軟らかい。水中に生え,多くは植物体全体が水中に没してときに葉の一部が水の外へ出る。根茎は短く,底部が3分する。葉は長さ 20~40cm,鮮緑色で4稜のある円柱状,先端が次第にとがり多数叢生する。葉の基部は白色で卵形の鞘状に広がり,縁は薄膜質になる。夏から秋にかけて,葉の基部の内側のくぼみに胞子嚢をつけ,そのすぐ上部に1枚の長三角形の小舌がある。ヒメミズニラ I. asiaticaは根茎の底部が2分し,より小型で,胞子嚢には蓋膜がある。その他九州を中心にシナミズニラもある。ミズニラの仲間は日本産のこれら3種を含め,全世界に約 65種ほど知られているが,特にやや寒い地方に分布する。

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