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ムラサキツユクサ

百科事典マイペディアの解説

ムラサキツユクサ

北米原産のツユクサ科ムラサキツユクサ属(トラデスカンチア)の多年草。高さは50cm内外で,茎は丸く肉質で,葉は長さ30〜40cmの広線形。初夏,茎頂に十数個群生する花は3弁で紫色,1日でしぼむ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ムラサキツユクサ
むらさきつゆくさ / 紫露草
[学]Tradescantia reflexa Rafin.

ツユクサ科の耐寒性多年草。株立ちとなり、花茎は根出葉の間から出て、高さ50センチメートル。茎葉は紫色を帯びた粉白緑色。花期は春から秋、花は径2~2.5センチメートルで朝開き、午後にはしぼむ。花弁は碧紫(へきし)色で卵円形、萼片(がくへん)とともに3枚。雄しべは6本、花糸は碧紫色の柔毛を密生する。この毛は細胞が一列に並び、原形質の流動や細胞分裂を観察しやすいので、細胞学の実験によく使われる。北アメリカ原産で、観賞用ともする。じょうぶで栽培しやすいが、日当りのよい、やや湿気のある所でよく育つ。繁殖は普通春か秋に株分けで行う。まれに結実する。近縁種のオオムラサキツユクサは紅紫、白、淡紫、濃青紫色の花を開く。[吉江清朗]

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世界大百科事典内のムラサキツユクサの言及

【トラデスカンティア】より

…ツユクサ科ムラサキツユクサ属Tradescantiaの総称。大きな属で,北アメリカから熱帯アメリカに分布する約100種からなる多年草。…

※「ムラサキツユクサ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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