メールス(英語表記)Moers

デジタル大辞泉 「メールス」の意味・読み・例文・類語

メールス(Moers)

ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市ライン川左岸、デュースブルク西郊に位置する。中世に建造されたメールス伯の居城は、現在も美術館劇場として利用される。20世紀前半は石炭岩塩によって栄え、ルール地方の工業都市一つとなった。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メールス」の意味・わかりやすい解説

メールス
Moers

ドイツ西部,ノルトラインウェストファーレン州,デュースブルク西郊の工業都市。9世紀に歴史に現れ,メールス伯の城を中心に発達。 1300年頃都市権を獲得。 1600年にナッサウ・オランニェ公家領,1702年にプロシア領となった。 20世紀初頭に石炭と岩塩の鉱業が興り,以後,低ライン石炭工業地域の一中心となる。市街のまわりには現在も城塞の名残りを示す壁と堀,水門などがある。機械,建築資材の生産も盛ん。人口 10万5929(2010)。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「メールス」の意味・わかりやすい解説

メールス
めーるす
Moers

ドイツ西部、ノルトライン・ウェストファーレン州、ルール地方の郡庁所在都市。人口10万7100(2000)。1300年以来の都市で、15世紀の城館と堀が郷土博物館および緑地となっている。ライン川左岸随一の炭鉱があり、鉱山学校、下ライン炭鉱労働者組合本部の所在地。鉄加工や織物工業も行われる。

[齋藤光格]

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367日誕生日大事典 「メールス」の解説

メールス

生年月日:1907年5月4日
フランスの作家
1951年没

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