法則の辞典 「モース硬度」の解説 モース硬度【Mohs scale of hardness】 引っ掻き硬度の尺度で,以前から用いられていたものは,1:滑石(タルク),2:石膏(ギプス),3:方解石,4:蛍石,5:燐灰石(アパタイト),6:正長石,7:水晶(石英),8:黄玉(トパーズ),9:鋼玉(ルビー,サファイア),10:ダイヤモンド,という順であった. 最近改訂されてダイヤモンドの硬度を15とする新しいスケールとなった.次の通りである. 1:滑石(タルク),2:石膏(ギプス),3:方解石,4:蛍石,5:燐灰石(アパタイト),6:正長石,7:ガラス状石英,8:石英,9:黄玉(トパーズ),10:柘榴石(ザクロ石,ガーネット),11:炭化タンタル,12:熔融ジルコニア,13:炭化ケイ素(カーボランダム),14:炭化ホウ素,15:ダイヤモンド. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報