ヤガ(夜蛾)(読み)ヤガ

百科事典マイペディアの解説

ヤガ(夜蛾)【ヤガ】

鱗翅(りんし)目ヤガ科の総称。種類が多く,全世界に2万余種,日本にも約1000種を産する。大きさは開張10〜200mm。幼虫は一般に無毛,または粗毛があり,円筒形で肥大し,植物の葉を食害する。成虫の多くは夜行性,樹液や果汁を好み,灯火にもよくくる。カブラヤガアワヨトウイネヨトウヨトウガアケビコノハなどは害虫として著名。

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世界大百科事典 第2版の解説

ヤガ【ヤガ(夜蛾) owlet moth】

鱗翅目ヤガ科Noctuidaeの昆虫の総称。全世界にわたり2万種以上を産すると思われ,鱗翅目中最大の科である。日本には約1300種が分布する。形態的にも多様で,十数亜科に分かれる。一般には体は太く強壮で,強い飛翔(ひしよう)力をもち,夜間に行動し,よく発達した口吻(こうふん)で花みつ,樹液,果汁などを吸収する。生態的な適応性にすぐれ,雪線に近いヒマラヤの高山帯から,亜寒帯,温帯,熱帯の森林や草原,海浜や海洋島の植生に至るまで,固有な種が定着している。

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