ヤード(英語表記)yard

翻訳|yard

世界大百科事典 第2版の解説

ヤード【yard】

ヤード・ポンド法における長さの基本単位。その大きさは従来国によって異なっていたが,英語圏諸国の主要標準機関の協議により〈国際ヤードinternational yard〉が採用され,1959年7月以降,実効上これに統一されている。その大きさは国際メートル原器に基づいて定義され,厳密に0.9144m,すなわち91.44cmに等しい。単位記号はydである。分量単位は1/3ydのフート,1/12ftのインチであり,おもな倍量単位は1760ydのマイルと,測地に用いられる22ydのチェーンである。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

ヤード【yard】

庭。裏庭。
仕事場。置き場。(自動車などの)解体場。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

単位名がわかる辞典の解説

ヤード【yard】

ヤード-ポンド法の長さの単位。記号は「yd」。1ydは3フイート、つまり36インチ。約0.9144m。◇古代オリエントの長さの単位が元になっていると考えられているが、ヤードの起源には諸説ある。

出典 講談社単位名がわかる辞典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヤード
やーど
yard

ヤード・ポンド法の長さの基本単位。記号はyd。0.9144メートルと定義されている。起源は古代オリエントのダブルキュービットだが、名称は腰帯(ガードル)に由来するらしい。1ヤードは、3フィート(36インチ)にあたる。起源の伝説は多く、ヘンリー1世の鼻の先から前に突き出した手の親指の先までとか、アングロ・サクソンの腰まわりの長さとかいう説がある。エリザベス1世のとき標準尺がつくられて安定し、1855年に新しい原器、帝国標準ヤードがつくられた。しかし、アメリカやイギリス連邦諸国との間で多少の差が生じていたので、1958年各国間の科学用協定値として0.9144メートルが決まり、1963年イギリス規格協会も採用した。[小泉袈裟勝]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のヤードの言及

【貯鉱】より

…貯鉱の目的は供給や出荷に対する量的安定性を確保することにあるが,さらに品質の異なる鉱石類の配合や,品質的にばらつきの多い原料の均一化を目的とする場合もある。 貯鉱には,野天あるいは大屋根をかけた土場,または地面を掘り下げたり,囲いを設けるなどのやり方でしつらえた場所(ヤードyard)を利用する方法と,円筒形または角筒形の大きな容器を1ないし複数個用いる方法とがある。前者は主として数万t以上の大量の貯鉱に,後者はそれ以下の量の貯鉱に,それぞれ用いられている。…

【度量衡】より

…ドイツのツォルZollも,インチにほぼ等しい長さであるが,この語は,親指とも1/12とも無縁である。また,イギリスのヤードyardは,既述のエルellそのものとも解され,あるいは腰まわりの長さとも解されているが,語義は〈さお〉であって人体の寸法とは無縁である。(2)自然物のサイズによる度 次に(ロ)の系統の例を示す。…

【度量衡】より

…ドイツのツォルZollも,インチにほぼ等しい長さであるが,この語は,親指とも1/12とも無縁である。また,イギリスのヤードyardは,既述のエルellそのものとも解され,あるいは腰まわりの長さとも解されているが,語義は〈さお〉であって人体の寸法とは無縁である。(2)自然物のサイズによる度 次に(ロ)の系統の例を示す。…

※「ヤード」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

エミュー

ヒクイドリ目エミュー科。ダチョウに似た大型の飛べない鳥。オーストラリア固有種で,国鳥。全長 140~164cm,背丈 150~190cmで,雌のほうがやや大きい。翼は羽毛に覆われて見えないが,約 20...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

ヤードの関連情報