ヨーネ病

世界大百科事典 第2版の解説

ヨーネびょう【ヨーネ病 Johne’s disease】

ウシ,ヒツジおよびヤギがかかる特徴的な伝染性腸炎で,きわめてがんこな慢性の下痢を主たる症状とし,泌乳中のウシでは乳量の急激な低下,貧血,体重減少などの症状を示す。原因菌はMycobacterium paratuberculosis(=M.johnei)で結核菌と同様抗酸性である。本菌は牧野などに自然のまま放置された糞便(ふんべん)中で200~300日も生存する。野外における伝播(でんぱ)は,感染動物の糞便で汚染された飲水や飼料を摂取した場合に起こる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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