コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ラディカル・エコノミックス radical economics

1件 の用語解説(ラディカル・エコノミックスの意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ラディカル・エコノミックス【radical economics】

1960年代のアメリカでは,ベトナム反戦運動黒人解放運動フェミニズム等々,さまざまな社会運動が噴出した。こうした状況下,大学制度の内部にいる職業的な経済学者や大学院生に対しても,研究の方法論や研究課題の選択に関して新しい方向づけを迫った。それまでのアメリカの経済理論や実証研究の主題は,ケインズの理論をも包含する新古典派総合呼ばれるものであったが,これは先験的に平等とされる諸個人や企業の集合体として経済をとらえる傾向をもっているため,人種差別などにみられる現実の経済社会における階層構造にまで立ち入って分析を行い,改めるべき点があれば変革のプログラムを提出するだけの内在的契機を欠く面がある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ラディカル・エコノミックスの関連キーワードアングロアメリカベトコンベトナム語ラテンアメリカアメリカ杉アメリカン亜米利加アメリカ梯姑パリのアメリカ人清水知久

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone