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ラ・フォレット Robert Marion La Follette

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世界大百科事典 第2版の解説

ラ・フォレット【Robert Marion La Follette】

1855‐1925
20世紀初めのアメリカのいわゆる〈プログレッシビズムの時代〉を代表する革新主義政治家。中西部のウィスコンシン州出身。ウィスコンシン大学卒業後,法律を学び一時弁護士となるが,政界入りし,共和党からまず連邦下院議員(1885‐91)に,ついで1900年にはウィスコンシン州知事に当選する。05年までの知事在任期間を通じて,公務員制度を改革し,鉄道統制,所得税制,そして選挙候補者を政党員の選挙で決定する直接予選制などを導入して州政治の合理化と近代化を図った。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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世界大百科事典内のラ・フォレットの言及

【ウィスコンシン[州]】より

…ウィスコンシンは社会改良的・革新的政治によって知られ,ニューディールの先駆たる〈ウィスコンシン理念〉発祥の地である。この点で,ロバート・ラ・フォレットとその一族の果たした役割は大きい。1901年から47年にいたるまで,ラ・フォレット家の者が常に州知事や合衆国上院議員の職についていた。…

【革新党】より

…ローズベルトは元大統領の名声をもとに,現職大統領で共和党保守のタフトと互角に争ったが,同じ革新主義を標榜する民主党のウィルソンに敗れた。第2は1924年,共和党革新派のロバート・ラ・フォレットを中心に,独占企業の抑制や公共事業の国有化を主張。AFLや社会党の支援で票を伸ばしたが,第1次大戦後の経済繁栄と保守化の波に押され,共和党のクーリッジに敗れた。…

【共和党】より

…外交面においても,米西戦争,門戸開放政策,ドル外交など世界強国としてのアメリカの利益を促進する積極政策を展開した。しかし,共和党自体の中にも,ウィスコンシン州のラ・フォレットに代表されるような農民層を地盤とする革新勢力が存在していたことも留意されなければならない。 1932年の選挙以降,共和党は半ば万年少数党化し,大統領選挙ではアイゼンハワー,ニクソン,レーガンなどを当選させたが,下院の議席では2期4年を除きつねに少数党であった。…

【プログレッシビズム】より

…トリードのジョーンズSamuel Jones,クリーブランドのジョンソンTom L.Johnson,サンフランシスコのフィーランJames Phelan,ニューヨークのローSeth Lowのような有能な市長が各地に輩出して,企業と密着した腐敗市政の浄化,ボス政治家の追放,諸制度の改善で成果をあげた。州政治でも,ウィスコンシンのR.M.ラ・フォレット,アイオワのカミンズAlbert B.Cummins,カリフォルニアのジョンソンHiram W.Johnsonらが革新知事として特筆されるが,なかでもラ・フォレットは,所得税制,鉄道統制,公務員制度改革,直接予備選挙制を導入し,ウィスコンシン州は〈民主主義の実験室〉,彼の改革案は〈ウィスコンシン案〉と呼ばれて他州の手本になった。 連邦政治における革新主義の最初の担い手はセオドア・ローズベルト大統領(在職1901‐09)である。…

※「ラ・フォレット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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