リテラシー(英語表記)literacy

翻訳|literacy

デジタル大辞泉の解説

リテラシー(literacy)

読み書き能力。また、与えられた材料から必要な情報を引き出し、活用する能力。応用力。
コンピューターについての知識および利用能力。→コンピューターリテラシー
情報機器を利用して、膨大な情報の中から必要な情報を抜き出し、活用する能力。→情報リテラシー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

リテラシー

英語literacy。〈読み書き能力〉と訳され,日本語の〈読み書き算盤〉にあたる。文字・文章を読むこと,内容を理解して文章を書くこと,ならびにそれらができる能力をもっていることをいう。ヨーロッパでは1880年代以降,印刷物の大量生産にともないこの語が定着したが,古くはコメニウスの《世界図絵》(1658年)をリテラシー習得のための教科書として挙げることができる。日本で初めて行われた大規模な読み書き能力の調査(1948年)では,リテラシーを〈社会生活を正常に営むのにどうしても必要な最低限度の読み書く能力〉としている。近年ではメディアの発展と多様化にともない放送媒体もリテラシーの対象となり,インターネットなどのデジタル・メディアも含めたメディア・リテラシーの語も使われるようになっている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

大辞林 第三版の解説

リテラシー【literacy】

読み書き能力。また、ある分野に関する知識やそれを活用する能力。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内のリテラシーの言及

【学習】より

…状況論はビゴツキーL.S.Vygotsky(1896-1934)に始まる社会歴史的アプローチ,活動理論をベースにして,コールM.Cole(1938- )らのアメリカ・カリフォルニア大学の比較人間認知研究所を中心として展開されている学際的な理論的志向を指す。特に,リテラシーなどの文化的道具と認知との関係に関する研究,工場や家庭における日常的認知の研究は,状況論的な学習の理論化において重要な役割を果たした。エスノメソドロジーの知識観,行為観も強い影響を与えている。…

【読み書きそろばん(読み書き算盤)】より

…英語では,これに〈スリーアールズ〉(読み・書き・算を表すreading,writing,arithmeticの3語にRがあるので,3R’sという)の語をあてる。また読み書き能力を表す〈リテラシーliteracy〉の語の定着は1880年代以降であり,このことはその時期から読み書きが万人に必要な基礎能力とみられるようになったことを示している。ただし基礎能力といっても,どこまでの範囲をさすかあいまいである。…

【ロボティクス】より

…従来,ロボットの設計・製作・制御に重点がおかれていたため,ロボット工学を指す場合が多いが,近年,産業面以外の応用の議論が盛んになされ,ロボットに関連したさまざまな科学研究を総じて〈ロボティクス(ロボット学)〉と呼ぶ傾向が強くなってきている。現在,工場などで利用されている産業用ロボットは,一般大衆がイメージするロボットから程遠く,後者は主に大学や研究所などで〈自律ロボット〉として研究対象となっている。…

※「リテラシー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

政府開発援助

政府ベースの経済協力の一つで,特に先進国政府が発展途上国の経済開発などを促進するため財政資金を使って供与する援助。 (1) 2国間での直接援助と,(2) 国際機関を通じての多国間援助に分けられる。直接...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

リテラシーの関連情報