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ルースハウジングシステム loose housing system

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ルースハウジングシステム
loose housing system

乳牛群を放し飼いにする管理方式。単飼繋留式に対する。ルースハウジングシステムの乳牛舎をルースバーン (開放式牛舎) と呼んでいる。その特徴は乳牛の多頭飼育に伴う省力管理による労働の軽減で,粗飼料は牛の自由採食にまかせ,敷わらも踏込式で年2回ほどの糞出ししかしない。この方式は労働賃金が高く,粗飼料は比較的豊富で安いという経済的条件の場合に適し,逆の場合は単飼繋留方式のほうが有利ということになる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ルースハウジングシステム【loose housing system】

ウシを拘束せずに,広い囲いの中に放して飼う飼育方式。欧米では古くから用いられていたが,第2次大戦以降,畜産物の需要が拡大する一方で,農業労働力が不足したため,多頭省力管理が必要となり,その解決法の一つとして急速に普及した。日本においても,1950年ころから採用され始め,放飼い方式または解放飼い方式などと訳されて,乳牛または肉牛の飼育に用いられているが,土地基盤や畜産経営立地条件などの違いから,欧米のようには普及していない。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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