ロードセル(英語表記)load cell

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロードセル
load cell

荷重計の一種で,外部から加えられる力 (荷重) を,これに比例した電圧や圧力に変換して,力の大きさを検出するトランスデューサのこと。電気抵抗線ひずみゲージ式,油圧式,空気圧式などがあるが,一般にひずみゲージ式のものが広く用いられている。この形式のロードセルは,荷重を受けると弾性変形する受感部に,電気抵抗線ひずみゲージを接着してブリッジを構成させ,荷重に比例した電圧に変換するようになっている。精度,直線性,応答性がよく,小型で遠隔測定や記録が容易にできる特徴をもつ。したがって,試験用のみでなく,管理計器としても活用されている。

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世界大百科事典 第2版の解説

ロードセル【load cell】

力を受ける起歪(きわい)体のひずみを,抵抗の変化に変換するひずみゲージなどで検出する力変換器である。図に代表的なひずみゲージ式ロードセル原理と構造を示す。特殊鋼製の柱状の起歪体にひずみゲージがはられている。原理図に示すように,ゲージは荷重軸方向に2枚とそれと直角方向に2枚とでホイートストンブリッジ回路を形成している。無負荷のときにブリッジの平衡をとっておけば,起歪体の軸方向に力が加わってひずみが増加した分だけゲージの抵抗変化を生じ,ブリッジ回路の平衡がくずれ,電圧出力が得られる。

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