ワガドゥグー

百科事典マイペディア 「ワガドゥグー」の意味・わかりやすい解説

ワガドゥグー

ブルキナ・ファソ首都。同国中部にあり,アビジャンから鉄道が通じる。鉄道・道路交通の要地で,農産物集散地空港もある。モシ王国の都として11世紀に創建され,いまも宮殿がある。147万5223人(2006)。
→関連項目ブアケブルキナ・ファソボボ・ディウラッソ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ワガドゥグー」の意味・わかりやすい解説

ワガドゥグー
Ouagadougou

ブルキナファソの首都。同国中部,標高 300mに位置。 1050年頃モシ王国の首都として建設されたといわれ,王宮現存。現在もモシ族の中心地。コートジボアールのアビジャンからの鉄道 (全長 1146km) の終点で,ガーナ,トーゴへも道路が延びている。ラッカセイ (落花生) ,シェアナッツなどの集散地で,シェアバターなど食品加工業がある。彫り物,敷物などの伝統的手工芸も盛ん。政治,教育,観光面ではブルキナファソ最大の都市であり,経済面でボボ族の中心地ボボディウラッソと競っている。国際空港がある。人口 147万5223(2006)。

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