ボボディウラッソ(英語表記)Bobo Dioulasso

デジタル大辞泉 「ボボディウラッソ」の意味・読み・例文・類語

ボボ‐ディウラッソ(Bobo-Dioulasso)

ブルキナファソ南西部の都市。同国第二の規模をもつ。旧称シア。現名称は近隣に多く居住するボボ人、ディウラ人にちなむ。中世よりサハラ交易の中継地として栄えた。首都ワガドゥーグーコートジボワールアビジャン鉄道で結ばれる。綿花ラッカセイ集散地商工業が盛ん。

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改訂新版 世界大百科事典 「ボボディウラッソ」の意味・わかりやすい解説

ボボ・ディウラッソ
Bobo Dioulasso

西アフリカの内陸,ブルキナファソ西部の都市。人口39万9068(2005)。この地方の原住民ボボ族領域中心で,首都ワガドゥグコートジボアールの港湾都市アビジャンと鉄道や道路で結ばれ,国際空港もある。アビジャンからの鉄道の到達した1934年からワガドゥグまで延長された54年までは,鉄道の終点としてワガドゥグをしのぐ商業都市であった。ラッカセイ,サイザル麻ゴマ,牛などの集散地で,ラッカセイ油砂糖繰綿セッケン煉瓦などの工業がある。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボボディウラッソ」の意味・わかりやすい解説

ボボディウラッソ
Bobo Dioulasso

ブルキナファソ西部,同国第2の都市。ワガドゥグー西南西約 325kmに位置。 1934年コートジボアールのアビジャンから鉄道が通じ,51年ワガドゥグーまで延長された。マリとコートジボアールを結ぶ南北道路,ギニアとガーナを結ぶ東西道路の交点を占める。ボボ族の中心地。シェアナッツ,ゴマ,ナンキンマメ,家畜などを集散。落花生油の搾油,綿繰り,石鹸,プラスチック,食品加工などの工場がある。伝統的な宝石細工,鉄,青銅,象牙などの手工業も盛ん。国際空港がある。人口 23万 1162 (1985) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボボディウラッソ」の意味・わかりやすい解説

ボボ・ディウラッソ
ぼぼでぃうらっそ
Bobo-Dioulasso

西アフリカ、ブルキナ・ファソ南西部の都市。人口26万8926(1991)、48万9967(2006センサス)で、首都ワガドゥーグーに次ぐ同国第二の都市である。中世からの伝統をもつ町で、旧称はシアSiaであったが、1897年フランスの保護領となった際、居住民のボボ人、ディウラ人にちなんで現名に改称した。綿花、ラッカセイなどの集散地で、食品、たばこ、セメント、せっけんなどの工業がある。首都やコートジボワールのアビジャンと鉄道で結ばれ、国際空港もある。

[藤井宏志]

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百科事典マイペディア 「ボボディウラッソ」の意味・わかりやすい解説

ボボ・ディウラッソ

ブルキナ・ファソ西部の都市。首都ワガドゥグー,ギニア湾岸のアビジャンと結ぶ鉄道の要地で空港もある。付近の農産物の集散地で各種商工業も発達。ボボ人の居住地の中心。48万9967人(2006)。

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