ボボディウラッソ(読み)ぼぼでぃうらっそ(英語表記)Bobo-Dioulasso

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボボディウラッソ」の意味・わかりやすい解説

ボボディウラッソ
Bobo Dioulasso

ブルキナファソ西部,同国第2の都市。ワガドゥグー西南西約 325kmに位置。 1934年コートジボアールアビジャンから鉄道が通じ,51年ワガドゥグーまで延長された。マリとコートジボアールを結ぶ南北道路,ギニアとガーナを結ぶ東西道路の交点を占める。ボボ族の中心地。シェアナッツ,ゴマナンキンマメ家畜などを集散落花生油搾油綿繰り石鹸,プラスチック,食品加工などの工場がある。伝統的な宝石細工,鉄,青銅象牙などの手工業も盛ん。国際空港がある。人口 23万 1162 (1985) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボボディウラッソ」の意味・わかりやすい解説

ボボ・ディウラッソ
ぼぼでぃうらっそ
Bobo-Dioulasso

西アフリカ、ブルキナ・ファソ南西部の都市。人口26万8926(1991)、48万9967(2006センサス)で、首都ワガドゥーグーに次ぐ同国第二の都市である。中世からの伝統をもつ町で、旧称はシアSiaであったが、1897年フランスの保護領となった際、居住民のボボ人、ディウラ人にちなんで現名に改称した。綿花ラッカセイなどの集散地で、食品、たばこセメント、せっけんなどの工業がある。首都やコートジボワールのアビジャンと鉄道で結ばれ、国際空港もある。

[藤井宏志]

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