日本歴史地名大系 「七ッ森」の解説 七ッ森ななつもり 宮城県:黒川郡大和町七ッ森吉田川と竹林(たけばやし)川に挟まれて、宮床(みやとこ)・吉田両地区にまたがって連なる鐘状火山群。南方に一つ大森(おおもり)ともよぶ笹倉(ささくら)山(五〇六・五メートル)が孤立し、その北方に南東から北西方の一線に、松倉(まつくら)山(二九一・二メートル)・撫倉(なでくら)山(三二〇メートル)・大倉(おおくら)山(三二七・一メートル)・鉢倉(はちくら)山(二九四メートル)・鎌倉(かまくら)山(三二五メートル)・遂倉(とがくら)山(三〇七・八メートル)とつづき、北西端にたがら森の小突起がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「七ッ森」の意味・わかりやすい解説 七ッ森ななツもり 七巍峯 (ななつもり) とも書く。宮城県中部,富谷丘陵上に突出する安山岩の火山岩頸群。大和町に属する。笹倉山 (507m) ,長倉山 (498m) ,遂倉山 (とがくらやま。 308m) ,松倉山 (291m) などの特異な形態が目をひき,巨人伝説がある。最高峰の笹倉山は大森山あるいは大森とも呼ばれる。仙台市民のレクリエーションの場となっている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
デジタル大辞泉プラス 「七ッ森」の解説 七つ森 岩手県岩手郡雫石町の岩手山南麓に広がる里山の森。童話作家、宮沢賢治にゆかりの「イーハトーブの風景地」の一部として国の名勝に指定されている。生森(おおもり)、石倉森、鉢森、三角(みかど)森、見立森(みてのもり)、勘十郎森、稗糠(ひえぬか)森の7つの独立丘陵からなり、現在は森林公園として整備されている。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by