日本歴史地名大系 「上番村」の解説
上番村
かみばんむら
林村は清川下流域にあり、「続風土記」には「此村上番の本郷にして中央にあり、他村は此村より出たりといふ、名義旧松林なとありしを切開きて村落をなしゝより起るなるへし、小名二あり、東にあるを向井といひ乾にあるを奥沢といふ」と記している。高九〇・七二八石、家数二五、人数九三、金毘羅社および小祠五(弁財天社・八幡宮・申神社など)があった。久保村は村域北端、久保谷川の水源一帯に人家が散在する。享徳四年(一四五五)正月八日付の鞆淵庄雑事米帳(鞆淵八幡神社文書)に「くほ」とみえる。
上番村
かんばんむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報