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不可分債権・不可分債務 ふかぶんさいけんふかぶんさいむ

世界大百科事典 第2版の解説

ふかぶんさいけんふかぶんさいむ【不可分債権・不可分債務】

たとえば,数人が1個の家屋を共同で買った場合の引渡請求権や共同で売った場合の引渡債務のように,分割して実現することのできない給付を目的とする多数当事者の債権関係を不可分債権関係といい,そのうち債権者が多数いるものを不可分債権(前例では数人の引渡請求権),債務者が多数いるものを不可分債務(前例では数人の引渡債務)という。 不可分債権は給付が性質上不可分な場合および当事者が不可分を約した場合に生じるが,実際上の例は少なく,大きな機能を果たしてはいない。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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