中の重(読み)ナカノエ

関連語 実例

精選版 日本国語大辞典 「中の重」の意味・読み・例文・類語

なか【中】 の 重(え)

  1. 内裏(だいり)を囲む築地宮垣。またそれに囲まれた内部。内裏。四方に門(東に建春門。南に建礼門のほか二門。西に宜秋門。北に朔平門、式乾門)があり、宮門と称し衛門府が警備する。この内側に朱塗の廊で囲まれた一郭があり、ここに内裏の殿舎がある。この廊を内重(うちのえ)・閤垣といい、その諸門を閤門(こうもん)と称する。
    1. [初出の実例]「於中重行事、早令装束者」(出典:九暦‐九条殿記・駒牽・天慶元年(938)九月七日)
  2. 神社・宮殿などの、殿舎と中門との間の空地

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む