中村義上(読み)なかむら ぎじょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村義上」の解説

中村義上 なかむら-ぎじょう

1845-1939 明治時代の農事改良家。
弘化(こうか)2年5月10日生まれ。もと三河(愛知県)田原藩士。藩校成章館の助教授をつとめ,維新後農業に従事する。明治26年三遠(さんえん)農学社の東三支社長となり,堆肥(たいひ)の改良,貯水池築造,二毛田の奨励などをおこなった。昭和14年死去。95歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android