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久方の・久堅の ひさかたの

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大辞林 第三版の解説

ひさかたの【久方の・久堅の】

( 枕詞 )
天に関係のある「天」「空」「雨」「月」「月夜」「日」「昼」「雲」「雪」「あられ」などにかかる。 「 -天の香具山利鎌とかまにさ渡る鵠くび/古事記 」 「 -雨も降らぬか雨つつみ/万葉集 520」 「 -月夜を清み/万葉集 1661」 〔語義・かかり方未詳。天の形をひさご形と見たためとする説もあるが、天を永遠に堅固なもの(久堅)、きわめて遠い彼方のもの(久方)と解したためとする説が有力〕
「都」にかかる。都を天上の世界になぞらえ永遠に栄えるものとして讃たたえる心からか。 「 -都を置きて草枕旅行く君を何時とか待たむ/万葉集 3252
月の中に桂かつらの木があるという伝説から、「桂」にかかる。 「 -桂にかくるあふひ草/新勅撰
天上のものと考えられていたので、「岩戸」にかかる。 「 -岩戸の関もあけなくに/好忠集」

出典|三省堂
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