デジタル大辞泉
「乗換える」の意味・読み・例文・類語
のり‐か・える〔‐かへる〕【乗(り)換える/乗(り)替える】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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のり‐か・える‥かへる【乗換・乗替】
- 〘 自動詞 ア行下一(ハ下一) 〙
[ 文語形 ]のりか・ふ 〘 自動詞 ハ行下二段活用 〙 ( 室町時代頃からヤ行にも活用した ) - ① 一つの乗物から降りて他の乗物に乗る。乗物をかえる。また、乗る場所をかえる。
- [初出の実例]「くやしくももと見し駒に乗かへてこしちの雪にまとひぬる哉〈源頼政〉」(出典:木工権頭為忠百首(1136頃)雪)
- ② ある人から離れて他の人と縁を結ぶ。心を他へ移す。
- [初出の実例]「はて女房なりとも持たうか。扨(さて)背中に腹を乗(ノ)り換(カ)へるぢゃ」(出典:歌舞伎・万歳丸(1694)一)
- ③ それまでの立場を捨て他のものにかわる。それまでの状況から離れて他にうつりかわる。
- [初出の実例]「瀬戸内の汽船は面白からうのと、春めいた旅の話へ乗(ノ)り換(カ)へてしまった」(出典:路上(1919)〈芥川龍之介〉一九)
- ④ 取引市場で、株式、債券などを他の株式、債券などに買いかえる。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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