九刑(読み)キュウケイ

デジタル大辞泉 「九刑」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐けい〔キウ‐〕【九刑】

中国代の9種の刑罰ぼくいれずみ)・(はなきり)・(あしきり)・宮(男子去勢女子幽閉)・大辟たいへき五刑に、流(追放)・しょく罰金)・べん笞刑)・ぼく(笞刑)を加えたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「九刑」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐けいキウ‥【九刑】

  1. 〘 名詞 〙 古代中国、周の時代に定められた九つの刑罰法。墨(ぼく)(=いれずみ)、劓(ぎ)(=はなきり)、剕(ひ)(=あしきり)、宮(きゅう)(=去勢・鎖陰)、大辟(たいへき)(=死刑)の五刑と流(る)(=放逐)、贖(しょく)(=罰金)、鞭(べん)(=笞刑)、扑(ぼく)(=笞刑)とを加えたものをいう。〔春秋左伝‐昭公六年〕

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普及版 字通 「九刑」の読み・字形・画数・意味

【九刑】きゆうけい

九種の刑。

字通「九」の項目を見る

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